
村上郁/Kaoru Murakami Artwork インスタレーション作品/ Installation artwork
2019年度KAIR 神山アートインレジデンスの招聘作家、村上郁さんにより3Ddekoで制作している 武智光秀(総曲)が作品に活用されました。写真のように素晴らしい作品の一部として活用されたことは、異分野での周知や活用も目的としたこのプロジェクトにおいて、とても励みになりました。
インスタレーション作品という分野で活用されることはまったく想定していなかったので、とても嬉しい出来事です。
村上郁website→http://www.kaorumurakami.info/
Takechi Mitsuhide (Sokyoku) produced by 3Ddeko, Kamiyama art in residence(KAIR) invited artist, Kaoru Murakami, was used for the work.
The fact that it was used as a part of a wonderful work such as a photograph was very encouraging for this project, which was aimed at disseminating and utilizing it in other fields.
I was very happy because I never expected it to be used in the field of installation works.
Kaoru Murakami website→http://www.kaorumurakami.info/

【作家情報/Artist information】
村上郁/Kaoru Murakami Artwork ’プロキオニデスを追う/Chasing Procyonoides’
【作品説明/Work description】
この作品は、中学校でのワークショップで作られたパペット人形と音声、廃材の障子による影絵と、3Dプリンタで出力された木偶人形の頭を借りた町の人の語りの映像によって構成されています。
This work consists of a puppet doll made at a workshop in junior high school, a sound, a shadow picture of waste paper shoji, and a video of a town narrative borrowed from the head of a wooden doll output by a 3D printer.

【ステートメント/Statement】
http://www.kaorumurakami.info/?page_id=28
絵葉書や写真など、他人が見た風景が封入された作品の電球都市シリーズや、日本と海外における光の印象の違いをテーマにしたインスタレーション作品など、日常のなかに存在するが普段は意識されない経験に焦点を当て、知覚の構造や認識の転換点、あいまいな関係性を詩的な手法で読み解き、作品へと昇華させている。
薄い銅版にさまざまな深さの溝を掘って描く銅版画の制作時に頻繁に経験した、制作者の意識が立体と平面の間を行き来する感覚に注目し、同時に存在しえないふたつ状態が同時に感じられる状況を作りだし、通常では得られない経験が得られる場を作り出そうとしている。この手法を援用し、興味をひかれたテーマに対して多様な見方を提示する作品を制作している。近年は光に影響される知覚についても作品のテーマに含まれる。
